築25年の外壁塗装で学んだ耐久性と品質の重要性
当初は費用面を重視して複数の業者から見積もりを取得しましたが、最終的に耐久性の高いフッ素樹脂系塗料を採用することを決めました。見積り時には、屋根裏まで丁寧に調査していただき、雨漏りの可能性がある箇所も発見していただきました。
工事前の現場調査では、外壁の一部に浸水による損傷が見つかり、補修工事も必要となりました。この経験から、定期的なメンテナンスの重要性を痛感しております。特に雨どいの周りや窓枠付近は、予想以上に劣化が進んでいることがわかりました。
工事期間中は、職人さんが丁寧に下地処理を行い、3回塗りで仕上げていただきました。特に目地のシーリング処理では、既存のシーリング材を完全に除去してから新しい材料を充填する手法を採用し、より確実な防水性を確保しました。近隣への配慮も徹底していただき、工事による騒音や臭いについても事前に説明していただきました。
塗装後は建物の気密性が向上し、室内の温度管理が容易になりました。また、外観が美しく生まれ変わったことで、近隣からも好評をいただいております。特に玄関周りの色合いの統一感は、以前よりも格段に良くなりました。
工事費用は補修込みで180万円でしたが、耐用年数を考慮すると適切な投資だったと考えています。今後は10年を目安に再塗装を検討し、建物の資産価値を維持していく予定です。この経験から、安価な工事を選ぶのではなく、品質と施工技術を重視することの大切さを学びました。