西日本豪雨前に外壁塗装しててよかった。
2015年に、子供が生まれたことをきっかけに戸建てに住みたいと考えるようになりました。なんとか両実家に行ける範囲、そして私たちが購入できる値段の物件を探すと、築13年の2階建ての中古戸建てしかありませんでした。内装は壁紙のみで入れました。物件購入なんて初めてのことで、なんとかなるだろうと軽く考えていました。そして家を購入した年の夏、この地域では珍しく3日連続の豪雨日がありました。とくに気にせずその日も一階の和室で就寝しました。夜中ふと目覚めると和室の壁側をつたって大量の水が畳に染み出していました。もうふとんも濡れるところでめがさめ、慌てて子供をリビングへ避難させ、主人を起こしました。もうそのときはどうすることもできず、家にあったすべての桶やボールを出し、被害が少なくなるよう努力しました。明け方には雨は止み、不動産屋へ連絡、すぐに塗装屋さんに来てもらいました。話を聞くと既に数年前にも雨漏りはしていただろうとのことでした。何も知らず購入したことを悔いました。そして、外壁塗装の見積もりは160万円でした。当時の私たちにはもうそんな大金は残っておらず、父の知り合いの塗装屋さんに頼み込んで120万円で作業をお願いしました。塗装の液は安いものになるとのことでした。それでも良いとお願いし、すぐに作業が開始されました。丸一日足場を組み、塗装自体は2週間ほどかかりました。仕上がりはとても満足度の高いもので安心しました。そして数年後、西日本豪雨があり、我が家は塗装をしていたため大丈夫でしたが、隣の家は水浸しとなり、かなり大変そうでした。