塗り方にもコツがある
参加型で塗り替えをしてみました。
職人さんに手ほどきをしてもらい、友人宅にて塗り替えを少しさせていただきました。
もちろん、ほぼ職人さんが施工してくれましたが、見学させてもらうと色んなことを教えてくれます。
例えば、目地から目地の見切り箇所は同じ方向にローラーを動かしていましたが、塗布量を揃えるためにローラーの毛足の長さが同じもので統一していると聞きました。
職人さん一人ひとり、持ち物は共有しているみたいでした。
また、悪質な業者だと、塗膜が乾燥する前に塗装をしてしまうらしいです。
その箇所が白濁しやすくなるそうです。
また、ただ塗料を塗るのかと思えば、塗膜が剥離していた知人宅の建物は前回、下塗り材の塗布量が不足していたか、下地処理不足によって密着していなかったと話して聞かせてくれました。
そのため、剥離していた箇所を中心に塗膜を除去する作業をしていました。
それから上塗りを塗布してキレイに仕上げてくれました。
私達が参加したのはローラーでの塗装で、職人さんが手を添えてくれながらの作業でした。
広い面を早く塗り進めることが出来るみたいでしたが、ゆっきり動かしました。
塗る際は、職人さんが手を握りながらムラが出来ないように、M字に塗っていくんだよと、流れるようにサポートしてくれました。
そして、塗料を上下に塗り広げると、塗膜が薄くはならず、均一に仕上がるとアドバイスしてくれました。
貴重な体験ができてよかったです。